EY-Office ブログ

今更ながらiTerm2に切り替えた

Web系プログラマーの三種の神器と言えば、エディター、ブラウザー、ターミナルですよね。
私も長年プログラマーをしていますが、エディターはEmacs → TextMate → Sublime Text → VS Codeを使い、ブラウザーは閲覧にSafari、開発にはChromeを使ってきました。

しかし、ターミナルはずっとApple純正のターミナル (Terminal) を使ってきました。

今回の話題のiTerm2もかなり前から知っていましたし、ネット上にも「Macを使うなら絶対iTerm2をインストールしよう」のような記事も良くみかけました。しかしり換えなくては!とは思いませんでした、たしかにいろいろと便利そうな機能があるけど乗り換えるほどの魅力を感じないでいました。😅

iTerm2

なぜiTerm2に乗り換えたのか

私は長年プログラマーをしているので、長い期間PC/Macを起動したままにしておくとOSのリソース管理の限界やバグから動作が遅くなったり、使用可能メモリーが減ったり、おかしな動きをする事を経験してきました(現在のmacOSはだいぶ枯れてきていますが安心はできません)。そこで週に1回はOSを再起動しています。

再起動後、ブラウザーを起動するとすべてのタブが再起動前のまま残っています。しかしターミナルを起動すると再起動前のタブはすべて消えているので、手動でタブを追加しディレクトリーを設定していました。

ところが最近iTerm2を薦める記事を読んでいて、タブが保存・復帰できる事を知り。 これだー❗❗❗ と思い乗り換える事を決意しました。

たしかに、Windows→Save Window Arrangement現在のタブの状態がディレクトリーを含め保存でき、Windows→Restore Window Arrangementで復帰できます。素晴らしい😁

こまった事

iTerm2に換えて困ったことはほとんどありませんでした、Iterm2はターミナル (Terminal)に近い作りなのでとくに意識せず使えます。

1点あった問題点は、
下のようにRubyのエラーメッセージの肝心な部分が表示されなくなったことです 😅

% ruby -e 'def f; puts x; end; f()'
Traceback (most recent call last):
	1: from -e:1:in `<main>'
-e:1:in `f':

正しくは最後の行は、以下のように表示されるはずです。

-e:1:in `f’: undefined local variable or method `x’ for main:Object (NameError)

しばらく悩みましたが、iTerm2の色設定のデフォルトが以下のようになっていて太文字が白色で表示されていたからでした。私のターミナルは白バックなので太文字が白色で表示され見えなくなっていたのです。 Boldのチェックボックスを外したらエラーメッセージが表示されるようになりました。

まとめ

現在使っているアプリと同様のアプリがあっても、圧倒的に素晴らしくないと普通は置き換えませんよね。ただし自分が困っている項目が1つでも改善されると、乗り換える価値がありますね。

- about -

EY-Office代表取締役
・プログラマー
吉田裕美の
開発者向けブログ