わけあって、昔に作った資料を漁っていたら、力作の資料がみつかったので掲載することにしました。 今回の資料はコンピューター入門として、昔の8bitマシンのようなコンピューターで足し算が行なわれる動作を1ステップずつスライドを作ったのです。
スライドだと、めくるのが面倒なのでGIFアニメにしてみました、おもしろいので見てください!
簡単な解説
この資料は「コンピュター入門シリーズ」の1つでテキストとしては書籍 プログラムはなぜ動くのか を使い、補足資料としてこれを作りました。
2ページ
なぜコンピューターは2進数をつかっているのか
3ページ
足し算を行う回路(論理回路)の例、実は昔はハードウェアを作った事もあります(へっぽこでしたが)
4ページ
論理回路の基本と、論理回路がチップ上でどのような電気回路なのかの説明
6 〜 15ページ
8080(初期の8bitコンピューター)のような簡単なコンピュターでメモリー上に格納されている、2つの数値を取り出し足し算を行い、結果をメモリーに格納するプログラムの動作を描きました。
- 古典的なCPU(コンピュター)にはフェッチ(Decode)と実行のサイクルがあるので、このスライドでもフェッチ(Fetch:メモリーから命令を取出す)、実行(Exceue:命令を実行)する分けて書いています
- 命令は8080に似ていますが、架空のものです
- とうぜんですが命令の実態も数値です
- メモリーには命令もデータも区別なく格納されています
- アセンブリ言語 でプログラミングする場合でも、あまり意識しないプログラム・カンターやインストラクション・レジスターも動作を分かり易くするために書いています
命令の解説
命令 | 説明 |
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MOV | データの移動。 レジスターとレジスター間、レジスターとメモリー間での移動などがある。 命令名はMOV(move、移動)となっていますが実はコピーです、元のデータは無くなりません |
ADD | 足し算、結果は最初のレジスターに格納される |
HALT | コンピュターの動作を終了する。現在のコンピュターではOSに戻る命令 |