EY-Officeはリモート教育を開始しました! と発表しましたが、リモート教育は地方の会社・エンジニアにこそメリットをもたらすと私は信じています。
今回は、過去にEY-Officeで行った地方での教育に付いて書き、リモート教育について考えてみたいと思います。
今まで地方で行った教育
大阪のSIer
- 内容: Ruby on Rails入門・中級
- 期間: 4日
- ブログ記事
2013年に実施しました、この時点ではRuby on Railsは一般化しだした頃で、まだまだ書籍やネット情報では足りない部分がありました。
教育では抜け落ちていた基本を補足しつつ、実際のアプリを構築するためのノウハウなどを伝ました。
青森のSIer
- 内容: Ruby on Rails入門・中級
- 期間: 5日
- ブログ記事
地方自治体がRuby on Railsを使ったシステムを導入した事で、この会社ではRuby on Railsを学ぶ事になりました。
しかし従来のJava等による開発とスタイルが大きく異なり、Ruby言語、Ruby on Railsの知識だけではなく、開発スタイルのギャップを埋める部分にも時間を使いました。
名古屋スタートアップ企業
- 内容: Ruby on Rails入門
- 期間: 5日
あるスタートアップ企業の社長からの依頼で、会社にジョインしたエンジニアの基本的なスキル不足を、Ruby on Railsを教材に使いつつ基本的なスキルアップ教育を行いました。
名古屋のSIer
- 内容: React入門
- 期間: 6日
- ブログ記事
JavaScriptの経験がない(または少ししかない)方に、JavaScript入門からReactを使ったアプリの構築の教育を行いました。
受講者のスケジュールの都合で2日の教育を毎週、3回行う事になりました。その分の交通費・宿泊費をお客様に負担していただくことになりました。
まとめ
従来の対面教育では地方に出張する際には交通費・宿泊費を負担していただく必要がありましたが、リモート教育ではこれがかかりません。
はじめて新しい技術を採用するときには、書籍やネット上の情報では得られない開発スタイルの違い、文化と呼べるようなちょっとしたギャップに悩む事があると思います。それらを効率的に学べるのが EY-Officeはリモート教育 です。
また、教育を行って感じる事は、ソフトウェア開発(コンピュターサイエンス)の基本が不足していることです。従来の業務を行うには必要で無かったソフトウェア開発(コンピュターサイエンス)の基本知識が新たなものを導入すると必要になる事がわかります。
また、これは地方だけではありませんが、受講者全員のスケジュールを教育期間中に完全に押さえる必要がなくなるのも大きなメリットだと思います。