先週の土曜日に行われた、Coral Capital 主催のスタートアップキャリアイベント Startup Aquarium を参加してみました。イベントの詳しいレポートが ここに あります。
私自身が求職しているわけでも、EY-Officeが求人しているわけではないのですが、面白そうだったので行ってみました。
https://coralcap.co/startup-aquarium/より
参加した感想
まず驚いたのが、スタートアップの転職イベントに1000人もの人が参加されている事でした!
過去の話シリーズ に書いたように私のキャリア(人生)の中でスタートアップ/ベンチャー企業で働いた期間が長く、たくさんの事を経験させてもらったスタートアップ/ベンチャー企業が好きです。
ただし当時、日本にはマザーズ株式市場やベンチャーキャピタルはありませんでした。日本社会はシリコンバレーとは今以上に大きな違いがありました。
その後、ネットバブルやネットバブル崩壊、ホリエモン逮捕、リーマンショック・・・などをくぐり抜け、やっと日本(東京だけという意見もあるようですが)でもスタートアップ企業が認められた時代が来たのだと実感するイベントでした。
登壇者の話を、昔いたベンチャー企業の事を懐かしんだりしなが聞いていました。何人かの方が話されていましたが、スタートアップ企業といっても ステージ によってかなり会社の形態が違うということを再認識しました。
一般にスタートアップ企業と言うと、シードやアーリーステージのともかく少人数でがむしゃらに頑張るというイメージがあります。 私もベンチャーの立ち上げ時期 や次の発展時期はハードワークしていました。しかし、その後は売り上げが上がり、人もリソースも増え、会社の成長に合わせて対応しながら成長して行きました 。
EY-Officeの教育はスタートアップを支援しています
スタートアップ企業に必用なエンジニアは、技術力があり既にスタートアップ企業で働いた実績のある人だと思います。しかし現在の日本では、そんな人材は少ないです。シードやアーリーステージのスタートアップはコネや一本釣りで採用するしか無いかもしれませんが、ミドルステージ以降は違うと思います。
現在、採用しやすいエンジニアは
- SIer で働いていたエンジニア
- エンジニア以外の職業や学生が、ブートストラップ教育等を受けエンジニアにキャリアチェンジしようとしている人
でしょうか。
SIer で働いていたエンジニアは技術的な実績はありますが、スタートアップ企業とは技術セットや仕事のスタイルが異なるので、そのままでは実力を発揮出来ないとこが起こりがちです。そのような場合には キャリアチェンジ研修 を検討してみて下さい。
優秀な方がブートストラップ教育等を受ければ、WebアプリやiOSアプリを作る事は出来るかもしれませんが、コンピュータサイエンスやエンジニアリングの基礎の不足、そこから来る色々な技術のつながりが理解出来て無い事があります。そのようなエンジニアのフォロアップ教育を行った事があります。タイトルは違いますが教育内容は このブログ と同じようです。
また、レイターステージでは新人を採用する事もあるかと思います、最終的には社内のエンジニアが教育をする必用がありますが、前半の基本的な教育は外部の教育会社に依頼するのが良いと思います。詳しくは スタートアップ企業経営者の皆さま、プログラマーを社内で育てましょう をご覧下さい。