今年最後のブログになりますので、EY-Officeの2019年を振り返ってみました。
今年は、ほぼ毎週ブログを書きましたので、自分の書いたブログを見ながら今年のEY-Officeの活動をまとめてみました。
開発系
BORO 全文検索
EY-Officeが開発・メンテナンスしている、乗馬用品のECサイトボロ ライディング ショップに全文検索を追加しました。検索エンジンに Groonga(PGroonga) を使ったので検索そのものは容易でしたが、ショップの方が思う検索結果に近い検索結果が出るようにするのに何度も試行錯誤を繰り返しました。
自分用アプリ
最近、iOS関連の開発を行っていないので、最新の iOS / Swift言語をフォローアップする事もかね、自分専用のアプリを作成・メンテナンスしました。Web記事保存アプリでは以前から気になっていた Firebaseを使ってみれたのは良い経験になりました。
- 新たに自分専用Web記事保存アプリの開発を始めた
- 新たに自分専用Web記事保存アプリその2
- Dropbox台数制限に備えて自作アプリを変更しようとしたが…
- 自作アプリTodoAndNoteアプリをGoogleDriveベースに移行しました
- 自作アプリTodoAndNoteアプリをGoogleDriveベースに移行しました(2)
メンテナンス開発
詳細は書けませんが、いくつかの過去に開発した(開発に関わった)サイトのメンテナンスの仕事をしています。 古いシステムのメンテナンスで技術的な面白さはありませんが定収入になるので会社としてはありがたいことです。
トピックとしては、某スポーツ団体のシステムをメンテナンスしているのですが、団体が担当者の引き継ぎを行わずに担当者を変更してしまい、新担当者もこちらも大変な事になってしまいました ^^);
教育系
フォローアップ教育
あるスタートアップ企業からの依頼で、新しく採用したメンバーのフォローアップ教育を行いました。受講者は文系でしたがブートストラップ・スクールでRuby on Railsを学んだそうです。しかし、知識の消化不良や基本的な部分に抜け落がありました、その部分をフォローアップしました。
その最終段階で既存サイト(AirBnB)のクローンを作ってもらいまいしたが、いろいろと学ぶ事がありました。
キャリアチェンジ教育
今年の前半3ヶ月に渡り分散しながら、あるスタートアップ企業が採用した、元SIerのエンジニアにキャリアチェンジ研修を行いました。
SIerで数年働いて来たエンジニアですが、スタートアップ企業はSIerとは開発スタイルが違いや、個人個人のスキル・自主性が必用とされます。したがって、このようなキャリアチェンジ研修の必要性を感じました。
プロダクトの内製化のための教育
ある会社で作られたプロダクトの内製化のための教育を行いました。しかも開発を行う担当者は新人に近いスキルしかありませんでした。
開発支援 OJT
上の内製化の続きです、教育を行っても直ぐには定着しません。具体的な開発を行いながら発生した問題点を解決するために週1程度でOJTを行いました。
また、担当者の現在のスキルでは難し過ぎる部分に付いては私の方でプロトタイプを作ったりしました。
「作りながら学ぶ React入門」アップデート
Reactは昨年あたりから新しい機能が追加され、色々と変わっています。また本書で使っているライブラリーも大幅バージョンアップしたり開発が止まったりし、その度にサポートページをアップデートしました。
- 「作りながら学ぶ React入門」はまだ売れてます
- 「作りながら学ぶ React 入門」サポートページに新機能・機能変更を追加しました
- 「作りながら学ぶ React 入門」サポートページのコードをMaterial-UI v4.x に対応しました
- 「作りながら学ぶ React入門」のサポートページに Selenium WebDriverを使ったE2Eテストを追加しました
React教育 始まる!
2年前に「作りながら学ぶ React入門」 を出版し、React教育 を開始しましたが、需要はありませんでした。 しかし、今年になり大手SIerを中心にReact教育の依頼が来るようになりました。
React激動の2019年
繰り返しになりますが、Reactは昨年あたりから新しい機能が追加され、コードのスタイルも大きく変化しています。特にReduxは大きく揺れていると思います、また今まで毛嫌いしていたTypeScriptの良さも理解出来ました。
これらの変化は 「作りながら学ぶ React入門」アップデート や React教育 に反映されています。
- TypeScriptはフロントエンド開発の大きな力になる
- React Hooksの生態系(エコシステム)
- Redux libraryは今後どうなるの?
- React等で作ったサイトの最新SEO情報を知った
AWS Loft
昨年末にオープンした AWS Loft Tokyo を仕事で利用する開会が増えました。
一人で行う開発等は自宅オフィスで行っていますが(ここが好きなので)、
教育やOJTなど他の人と行う仕事はでは AWS Loft Tokyo を利用させて頂いています。AWSさん、ありがとうございます!
まとめや考察は新年のブログで書きたいと思います・・・
皆さま、よいお年をお迎えください。