もう8月も3週目になってしまいましたが、多くの企業研修が4月から7月くらいまでなのも考慮し今年の前半のEY-OfficeのRuby, Ruby on Rails教育の状況をまとめてみました。
写真は ”FreeDigitalPhotos.net” から
SIerでの教育がより実践的になった
今年も多数のお客様でRuby, Ruby on Railsの教育を実施させて頂きました。EY-Officeのお客様は大きくスタートアップ(ベンチャー)企業とSIerに分けられます。
スタットアップ企業の場合は自社のサービースでRuby on Railsを使っていることが多く、従来から研修で開発者としての基礎を身につけ直ぐにサービスの開発チームに参加できる教育が求められて来ましたが、SIerでは近い将来の仕事にそなえ Ruby on Railsを学習するというスタンスの研修がほとんどでした。
しかし、今年は具体的なRuby on Railsの仕事が控えているお客様ばかりでした。 スタートアップ以外の企業システムの開発にも Ruby on Railsの採用が増えてきたという事でしょうか。
5日間の教育が増えた
より実践的になったことで、従来は3日間の入門コースの受講が多かったのが、今年は5日間の入門コースや3日間の入門に加え中級者コースを加えた研修も行いました。
初めてRuby on Railsでの開発に取り組む企業には短い入門コースでけでは不安もあり、時間を掛けしっかり演習を行う5日間の入門コースや、実践的な中級者コースを加える事でより深く学ぼうというお客様が増えたのでしょうか。
非開発者向けの研修を行った
非エンジニア向けの Ruby 研修を行いました に書きましたように、クックパッド株式会社様で非エンジニア向けの研修を行いましたが、他の会社でもエンジニア以外にデザイナーや企画・営業の方を加えた研修を行う事がありました。
スタートアップ企業では社員全員が自社のサービスの動作原理や開発過程をより深く知る事が企業の力を高めると認識されつつあるのではないかと思います。
とくにソフトウェアは形が無くプログラミングを体験してみないと理解が難しいものなので、非エンジニアの方にも開発を経験してもらうのは企業にも受講した方にも非常に有用ではないかと思います。