先日ある会社でRuby on Rails API入門コースを実施しました。
その企業ではSPA(Single Page Application、ReactやVueが有名)のバックエンドをRuby on Rails開発する事になりましたが、APIサーバーの開発経験がなかったので教育の依頼がありました。
今回はRuby on Rails経験のない開発者向けに、Ruby言語、Ruby on Railsの入門、Reactの紹介、APIサーバーの入門と実習を行いました。
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Ruby on Rails APIサーバー教育コース
この研修の経験をもとに、Ruby on Rails初心者向けのAPIサーバー入門コース と、Ruby on Railsをすでに使っている開発者向けのReact+APIサーバー中級コースを作成しました。
APIサーバー入門コース
APIサーバー入門コースはRuby on Railsを知らないがJava/PHP等を使ってWebアプリを構築した経験者向けに、Ruby on RailsのAPIサーバー構築の基本を学び、実習を行います。リモート教育にも対応しています。
研修の内容は、
- Ruby言語入門
- Ruby on Rails入門
- JavaScript(TypeScript)紹介
- React紹介
- Vueの紹介
- Ruby on RailsのAPIサーバー入門
- Ruby on RailsのAPIサーバー実習
Reactに付いては原理・仕組みの紹介にとどめReact(JavaScript)の本格的な入門・実習はありませんが、その後の独習に役立つ内容です。
APIサーバーの実習ではこちらから提供するReactアプリ向けのAPIサーバーを構築してもらい、Ruby on Rails入門やAPIサーバー入門の知識を固定してもらいます。
React+APIサーバー中級コース
React+APIサーバー中級コースはRuby on Railsをすでに使っている開発者向けに、React、Ruby on Rails APIサーバー構築の基本を学び、実習を行います。リモート教育にも対応しています。
- JavaScript(ES6) / TypeScript入門
- React入門
- React実習
- Vueの紹介
- Ruby on RailsのAPIサーバー入門
- Ruby on RailsのAPIサーバー実習
- RSpecテスティング入門
こちらのコースではReactを書くために必要なJavaScript/TypeScript言語と、Reactの基本的な部分を学び簡単なReactアプリを作成実習を行います。
APIサーバーの実習ではReact実習で作ったアプリ向けのAPIサーバーを構築してもらい、React入門やAPIサーバー入門の知識を固定してもらいます。
まとめ
最新のRuby on Rails 6.1では独自なフロントエンドHotwireを提供しだしましたが、インタラクティブで使いやすいWeb構築にはReactやVue等のSPAが(ネット上にある多数のコンポーネントやコミュニティ、情報などのエコシステムを含め)メジャーであることに変わりはないと思います。
現在Ruby on Railsを使っている開発者(企業)で、今後ReactやVue等のSPAを導入予定の方は是非、EY-OfficeのRuby on Rails APIサーバー教育コースをご検討ください。
まだ具体的でなくても疑問点のある方は、お気軽にごお問い合わせ・ご質問ください。