やっとサブマシンのMacBook Airを最新のmacOS Big Surにしようと、クリーンインストールしたらハマりました。😅
なぜクリーンインストールするのか
macOSが無償化以降、OSのアップデートが勝手にやってきてクリックすればアップデート・インストールが始まります。アップデートインストールではインストールしたアプリや開発環境等は保持されるので楽ちんです。
それに対しクリーンインストールは
- 新macOSのインストーラーをダウンロード、ただし実行はしない
- USBメモリー等にインストーラーを作成
- 再起動、USBメモリーの新macOSインストーラーを選択して起動
- 新macOSインストーラーのディスクユーティリティーでMacのSSD(システムボリューム)を消去(フォーマット)
- 新macOSをインストール
と面倒な手順を踏みインストールします。さらに
- 必要なアプリをインストール
- 開発環境等をバックアップから復旧
が必要で、時間も手間もがかかります。
ただし、旧環境にあった不用なアプリや作業ファイルが一掃できます。また新macOSに未対応なツール等から起きるトラブルも回避できます。
私にとっては、年に一度の大掃除的な位置づけでクリーンインストールしています。😀
USBからのmacOSをブート出来ない
最初に起きたトラブルは、USBメモリーの新macOSインストーラーがブートデバイスに表示されませんでした。
調べてみると、Appleサポートコミュニティの起動セキュリティユーティリティについて に答えがありました。
デフォルトではUSBメモリー等の外部メディアからはOSをブート出来ないようになっているのですね。確かに外部メディアからブートできると、物理的にMac本体に触れる事ができれば簡単にMacから情報を抜き出す事ができてしまうので、適切な対応だと思います。
読み取り専用のシステムボリューム
新macOSインストーラーのディスクユーティリティーでMacのSSDを消去(フォーマット)しようとしたら、今までのmacOSと違い、Macintosh HDとMacintosh HD - Dataという2つのボリュームがありました。
最初は、大きなMacintosh HD - Dataのみ消去しなかったのでシステムボリュームが見つからず戸惑いました。
これもAppleサポートコミュニティのmacOS Catalina の読み取り専用のシステムボリュームについてに書かれていました。Macintosh HDを消去したところ上手くインストールできました。
まとめ
Macもたくさんの人が使うようになりmacOSが攻撃対象になり、いろいろなセキュリティー対策が行われるようになりました。その分クリーンインストールが難しくなっていくのは、いたし方ないのかもしれません。
ひょとしてアップデートインストールしたあとで、リカバリーモードmacOS を再インストールする方法すれば良いのかな?