withコロナの中、何件かのリモート教育を行わせて頂きましたので、少しまとめてみまた。
EY-Officeはリモート教育を開始しました!に書いたようにEY-Officeの教育は、従来の対面教育をZoomに置き換えたものではなく、Zoom講義・QA + 演習をSlackでサポートのスタイルは上手く行っています。
また、リモート教育は地方の会社にこそメリットがあるを書きましたが、地方からのお申し込みもあり、リモート教育の大きな可能性を感じています。
会議室が取れない問題
リモート教育は受講者の要望する時間にできます。もちろん講師側とのスケジュール調整は必要ですが、1〜2時間単位なのでスケジュール調整は容易に行えます。
しかし、今回行ってみてはじめて気が付いた事は、受講者側が会社内で受講する場合Zoomの音声が漏れますので通常のオフィス内での受講は難しく、会議室等を使う必要があります。
やり取り(質疑回答)ができるZoomは良さでもありますが、やり取りが長くなり時間を少し延長する必要が出てきます。しかし通常の会社では会議室は限られたリソースであり、会議室がいっぱいで延長出来ない事がありました。
従来の対面教育は1日単位で進行管理していただのですが、リモート教育では1時間単位での進行管理を行えるようにスケジュール、進行を注意する必要があることを学びました。
目的に応じたムダのない教育
あるお客様ではReactを使った具体的な仕事があり、それに合わせ内容を追加・削除しました。受講者の方はベテランプログラマーでしたが、C言語での組み込み系の経験しかない方でした。そこでJavaScript/TypeScript、Reactを丁寧に行い、今回の仕事では必要のないRedux等は簡単に説明する程度で済ましました。
ただし最終回では、このお客様で使う予定のAPIやライブラリーを使ったサンプルコードを作り、APIやライブラリーの使い方の解説も行いました。
このお客様は、演習問題でReactプログラミング体験を繰り返し、Recat、TypeScriptのコードが読み書きできるようになりReactを使った仕事への自信を持たれたようです。
GitHubに不慣れな受講者向けツール?
受講者の中にはGitHubに不慣れな方もいました。宿題の回答をGitHubでやり取り出来ない場合は、今回はSlackにコードを貼り付けてもらいましたが、これでは色々と不便です。
何か簡単に使えるツールを見つける(作る?)、または宿題回答のためのGitHub操作手順書を作りGitHubの使い方を覚えて頂くようにするか・・・検討してみます。