皆さんは、どこで技術書を買ってますか? Amazonですか?
新人教育の時に、技術書を買うときに注意する事を話していますが、その内容を書いてみます。
書籍を買うべきか?
現在はネット上にたくさんの情報があります、英語ページを読むようにすれば良いブログが多くあります、各ソフトウェア(サービス)の公式ページの入門ページ(Getting Started, Guides …)も充実しているものが増えてきています。
似た技術を既に使っている場合、たとえば React を使っている人がVue.jsを学ぶ場合はネットの情報で十分かも知れません。
しかし、知らない分野を初めて学ぶ場合は書籍の方が効率が良いと私は思います。
書籍は、その分野に詳しい著者と、良いを本を作るエキスパートの編集者が読者に分かりやすい内容になるように時間をかけて作っているからです。入門者が必用な知識や、押さえておかなければいけない技術等を適切な量でまとめられていると思います。
Amazonの星は参考になるのか?
Amazon で本を選ぶ場合、カスタマーレビュー・星の数を参考にする事が多いと思います。しかし星の数の数は参考になるのでしょうか?
もし、あなたが文系学科を学んだきた新人プログラマーだったとしましょう。レビューを書いた人は新人プログラマーなのでしょうか? レビューを書いた人は新人プログラマーですがコンピュターサイエンスを学んで来た人かもしれませんよね。バックグラウンドの違う人のレビューがどの程度参考になるのかはむずかしいですよね。
レビューの数が多くある場合は、レビュー内容まで読んでみると参考になるかも知れませんが、本当に自分にとって有用な本なのか判断するのは難しいことも多いと思います。
近くに大きな書店があるなら書店に行きましょう
もし近くに技術書を置いてる大型書店があるなら、ぜひ書店に行って本を選んでみて下さい。書店の数は減っていますが、最近の大型書店にはイスが置いてあり、ゆっくりと本を選べる店が増えています。
本を選ぶポイントの一つに読みやすいかがあると思います。新人エンジニアや知らない分野を初めて学ぶ場合、名著と呼ばれている本でも読みにくく直ぐに積ん読になってしまう本より、多少内容が劣るとして読み通せる本の方が価値があるのではと私は思います。
名著はある程度の経験を積んでから読むと良さを知る事がありますが、最初から難しい本に挑戦する必用はないと思います。
イスのある書店では、本棚の前で探しているカテゴリーの本をパラパラと見て良さそうだなと思った全の本を抱えイスのところに行き、座ってゆっくりと読み直したり、比較したりして一番良さそうな書籍を購入する事が出来ます。
私が良く行くのは渋谷のMARUZEN&ジュンク堂書店 です、東急百貨店本店の7Fにあります。渋谷周辺に勤めているエンジニアは多いと思いますが、知らない人がいるのに驚いた事が何度かありました。
東急本店は駅から遠いですし、若い人にはデパートに行く習慣は無いので MARUZEN&ジュンク堂書店 があまり知られてないのかなと思いますが、専門書が豊富にある良い書店です。
良い本との出会うためには、ぜひ書店に行ってみて下さい !!