EY-Office 吉田の著書 作りながら学ぶ React入門 ですが、 Knidle版はまだ売れています。出版社から販売数の報告が半年に一回くるのですが 2018年10月 〜 2019年3月に Knidle版が 242冊売れていました。
作りながら学ぶ React入門 は、2017年9月に出版された書籍なのでもう1年半経ち、Amazonでは紙の書籍も購入できますが、先日訪れた渋谷の某大型書店の棚にはありませんでした。
1年半の間に React も何度かバージョンアップしましました、また開発ツールも度々バージョンアップしています。
しかし、 「作りながら学ぶ React入門」のサポートページは現在も更新しています に書いたように、この本のサポートページは GitHub にあり React や各ツールがバージョンアップした際には掲載したコードが動作するのか、インストール手順で動作するかを確認し更新し続けています。
また、Issue に寄せられた質問、問題点には回答し、問題点があれば解決しています。
具体的な変更内容は 「作りながら学ぶ React 入門」サポートページ GitHub Issues のこの一年 に書きました。
書籍は、著者と編集者が読者に分かりやすい内容になるように時間をかけて作っているので、新しい技術を学びたいと思っている人には最適なメディアだと思います。
ネット上にもたくさんの情報がありますが、入門者には分かりにくい細切れの情報が多く、書籍のメリットは現在でも健在だと思います。
ただし、技術が速くバージョンアップする時代には、紙に印刷された書籍は直ぐに古い内容になってしまいます。せっかくサンプルコードをタイプしても動かなくなってしまい学ぶ人のやる気を無くしてしまうことが、ままあると思います。
紙の書籍のバージョンアップは難しいですが、電子書籍は適宜バージョンアップできる可能性があります。しかし現在の販売形態では簡単ではないようです。
作りながら学ぶ React入門 では サポートページは GitHub に置くことで、書籍の良さとバージョンアップ問題への適当な回答ではないかと思っています。他の書籍でも GitHub のサポートページが広がる事を望んでいます。