前回の続きです。前回かいた 自分専用の TODO+メモ アプリを GitHub に公開しました。 TODO+メモ アプリ は MIT License ですので興味がある方はご自由にお使い下さい。
自分専用アプリの良い点
自分専用アプリは商品(製品)ではないので、プログラマーの思う通りに作れる事が一番の利点です。
- 万人に使いやすいUI/UXを作る必要がない
- 見た目も自分が許せるレベルで良い
- 自分が必要と思う最低限の機能のみ作れば良い
- 設定画面のような退屈な画面は作らないでも良い
- 設定ファイルをJSON形式にすれば、エディター等で設定できます、Swift4でJSONの読み込みは簡単になりました
iOSアプリ開発の敷居は下がった
以前はiOSアプリを作り、自分のiPhoneにインストールするには
- 有料の開発ライセンス(Apple Developer Program)への加入
- C言語をベースにした Objective-C言語という難易度の高いプログラミング言語の習得
という障壁がありましたが現在は
- 通常のアプリなら開発ライセンスが無くても自分のiPhoneにインストール可能
- Swiftという、現代的な習得しやすいプログラミング言語で開発出来るようになった
障壁はかなり下がりました、入門書を一冊読みながら書籍内の例題を全て作れば簡単なiOSアプリは作れるようになると思います。
自分専用アプリの作り方
私は TODO+メモ アプリ以外にも、プレゼン用ターマー、TVの番組表など自分専用アプリを作ってきましたが自分専用アプリを作るコツは
- 大げさなアプリを目指さず、必要最低限のものから始める
- UIの大幅変更は、現状のアプリの改造ではなく、0から作り直す方が良いときもある
- アイコン等は、ネット上からライセンス的に問題無いものを探すと良い。良いアイコンがあると開発モチベーションが上がる
- 開発ツールのXcodeは操作がわかりづらく、つまずききやすいので身近にiOS開発者がいれば相談すると良いと思います
- 相談できる人がいない場合はiOS開発入門のビデオをると良いと思います、XcodeやiOSのバージョンは自分が使うものと同じか、近いものを見て下さい。英語の動画に良い物が多いです
MacとiPhoneを持っている開発者は多いと思います、ぜひ自分専用アプリ作成に挑戦してみてほしいと思います。