EY-Office 吉田は 作りながら学ぶ React入門 という Reactの入門書籍を書きました。
紹介
この書籍は、さいきん急速に広まりつつある Facebookが開発した JavaScriptライブラリー React の入門書で、現在 jQuery等を使っているフロントエンドプログラマー、デザイナーの方向けの入門書です。
最近のJavaScriptの開発環境は急速に進化していて、初心者には開発環境の構築が難しい問題がありますが開発環境の構築にも力を入れて書いています。また実際にコードを書いてみる事でReactを学んで行けるように工夫しています。
内容は以下のようになっています:
- はじめに
- モダンJS開発環境の構築
- モダンJS開発環境の解説
- ES6
- JSX
- コンポーネント
- コンポーネントの応用
- テスティング
- さらに学ぶなら
以下は前書きの引用ですが、EY-Officeでは実際に実際にReactの開発を行った経験と、今までのプログラミング教育での知見がいかされています。
筆者は独立し開発や教育の仕事をしています、あるとき既存Ruby on Railsのアプリの機能変更・追加の仕事を受託しました。そのアプリのフロントエンドはjQueryで書かれた(1章で説明する)SPAでした、JavaScriptのコードは約2万行の巨大なものでした。 巨大なjQueryベースのJavaScriptの機能を変更したり、新機能を追加するのは想像以上に大変でした。
そこで発注元に今後の事を考えReactへのコンバートを提案しました。その時点ではReactに付いてはネット上の情報を見た程度でしたが、とても良い物だと感じていました。実際に開発元のFacebookのReactページを見ながら学んでみるとコードを書く量は多いですがアプリがシンプルに書ける事がわかり、これは行けると確信しました。
Reactへのコンバート案は採択され、コンバートは現状のアプリとの同一性を担保するため、最初に(8章で説明している)End to Endテストを書き、そのテストが通るようにアプリをReactに置き換えて行きました。色々と苦労はありましたが無事に置き換えられ Reactの良さを実感出来ました。
著者はこの素晴らしい React をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思いました。しかし、この時点(2016年夏)でReactに関する書籍はネットを検索すると英語の書籍は30冊以上ありましたが、日本語の書籍は1冊しかありませんでした!
現在は最先端の情報はネット上にたくさんありますが、初心者向けの良い情報は少ないです。誰か良い入門書を書いてくれないかと思っていたのですが、なかなかこれはと思える書籍は出てきませんでした。 そこで自分で書くことにしました。小難しい解説やネットを見ればわかるリファレンス的な内容は最低限にし、実際にコードを書きながらReactを学んで行ける書籍を目指して書きました。
Reactの教育
EY-OfficeではReactの教育を行っています、短期間で Reactの開発者を養成した企業の方はご検討下さい。 React.js教育コース