EY-Office ブログ

「はじめてのiPhone/iPadアプリ開発」

iPhone/iPadアプリ開発の書籍 「はじめてのiPhone/iPadアプリ開発」 を執筆しました。

この本は、今までJavaやC#, Ruby、PHP等を使いWebアブリなどを開発してきた方が、iPhone/iPad のアプリ(iOS アプリ)を開発するのに必要な技術の基本を、一冊で学べることを目標に書きました。

http://www.amazon.co.jp/dp/479803715X

iOSアプリ開発に必要なスキルは、以下になるかと思います。

  1. Mac OSの操作
  2. 開発ツールXcodeの操作
  3. Objective-C 言語
  4. GUIプログラミング
  5. オブジェクト指向
  6. iPhone SDKの知識
  7. 英語ドキュメントを読める

1. は問題ないと思います、また 7. は重要ですが技術書としては範囲外です。 この書籍では、それ以外の 2. 〜 6. をカバーしています。この中で、iOS開発の難関は ほぼApple独自の Objective-C 言語だと思います。

Objective-C は C言語にSmalltalk由来のオブジェクト指向を乗せた言語です。Objective-Cはオブジェクト指向以外の部分は、C言語そのものです。

C言語はコンピュータの性能を活かせるプログラミング言語ですが、そのぶんポインターなどコンピュータの仕組みに根ざした知識が必要になります。また、P言語に比べるとちょっとした事を行うにもたくさんのコードが必要になります。

最近の開発者の方は普段の開発は JavaやC#または、PHP,RubyなどのP言語やJavaScriptなどがメインで C言語を知らない方も多くいます。そこで、この書籍では Objective-C を学ぶのに、C言語から始めています。

このように今までEY-Officeで行った iOS教育で得られた知見が、この書籍にはいかされています。

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・プログラマー
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